みんなですること
集落の共同作業
区内の共有スペースを区民の手で管理するため、区ごとで共同作業をします。
原則、各家庭から1人が参加します。どうしても参加できない場合は、不参加金 (不参金)が必要な区もあります。
昔は崩れた道路の補修やあぜ道作りをしていたため、区ごとの共同作業を「道づくり」と呼んでいました。今でも、溝掃除や草刈りなどの作業を道づくりと呼んでいる区もあります。
時期 | 呼び名 | 内容 | 時間 | 報酬 | 不参金 | |
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1区 | 4、7、12月 | 道そうじ | 道路そうじ、草刈り、草引き | 午前中 3 時間ほど | なし | なし |
2区 | 9 月 | 彼岸の道づくり | 用水路や公園の掃除 | 午前中 2 時間ほど | 2,000円 | 2,000円 |
3区 | 9 月 | 彼岸の道づくり | 用水路や公園の掃除 | 午前中 2 時間ほど | 2,000円 | 2,000円 |
4区 | 9 月 | 道そうじ | 道や会議所の掃除、泥上げ | 午前中 2 時間ほど | 会議所でビールのふるまい | 2,500円 |
5区 | 11 月 | 道そうじ | 道や水路の掃除、草引き | 午前中 2 時間ほど※ | なし | なし |
6区 | なし | |||||
7区 | 各班に一任し、年2~3回の道掃除や草刈りを行っています。 | なし | ||||
8区 | 9 月 | 彼岸の道づくり | 用水路や公園の掃除 | 午前中 2 時間ほど | 2,000円 | なし |
会議所の管理
区ごとに会議所を持っているため、鍵の管理や掃除などは区別で行っています。
今は班長会や総会などで使われる程度になりましたが、かつては、法事のふるまいなどで頻繁に使われていました。
会議所の掃除輪番の仕方など | 時間 | |
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1区 | 週1回3軒1組で輪番 女性が中心で行う | 1時間 |
2区 | なし | |
3区 | なし | |
4区 | 月1回 班ごとに輪番で行う | 午前中 |
5区 | 年2回(7、3月)班を2グループに分け、交互で実施 | 午前中 |
6区 | 2ヵ月に1回、各班の持ち回り | 午前中 |
7区 | 区長が行う | 自由 |
8区 | なし |
会議所でサロン活動
区によっては、サロンの活動場所にもなっています。
保津町社協主催のサロン「ちょっとよろかいな」も、いずれかの区の会議所で実施されています。
5区の会議所はお城?
5区の会議所は、亀山城の御殿の玄関部分を移築した建物で、歴史的な価値が高いです。
火の用心
保津町民が自区の防犯に取り組む活動の一つとして、「火の用心」の夜回りがあります。
あかりを持って、拍子木を打ち鳴らしながら住んでいる区内を歩いて回ります。
輪番制で担当する班が回ってき、参加できる人たちで夜回りをします。

保津町年間行事
1月
とんど【15日】
1月15日に八幡宮社で、保津全体のとんどが行われます。
そのほか、2・3合同区、7区、8区では、1月15日に近い土日などに、区ごとのほとんどが子ども会の主催で行われています。
4月
愛宕参り〈区ごと・有志〉
地域の有志により、年1回行う行事。区長と副区長などが愛宕神社(亀岡市千歳町)へお参りします。班長が集金の際にお札を希望するかを確認し、希望者の数だけお札をもらってきます。
お札は大が500円、小が200円。
5月
春祭り(八幡宮社)
八幡宮社にて春祭り。
8月
保津川花火大会
亀岡平和祭保津川市民花火大会
保津川花火大会は、 亀岡市、 亀岡商工会議所、亀岡市観光協会でつくる実行委員会が主催し、保津川の河原で毎年8月に開催されます。
数万人もの見物客が訪れますが、保津町は、 この花火大会を見物するのにたいへん良いロケーションです。
●亀岡平和祭保津川市民花火大会の交通規制
10:00~22:00 大堰川右岸・左岸
12:00~22:00 サンガスタジアム周回路
15:30~22:00 亀岡駅周辺
17:00~22:00 利谷浄化センター周辺
保津町地区・他
施餓鬼・戦没者追悼法要
施餓鬼・戦没者追悼法要が行われます。
地蔵盆
保津町や区で行う地蔵盆はありません。各地にいくつもあるお地蔵さんは、近所に住む人たちで守ってきました。ご近所数件(区や班とは別)で、赤飯やカボチャなどをお供えし、8月23日の夜に念仏を唱えます。
2・3区と、8区は、地蔵盆を子ども会行事として行っています。屋台やビンゴゲームなど、夏祭りのような雰囲気です。
9月
放生会(ほうじょうえ)<保育園児など>【15日】
9月15日に八幡宮社で営まれる神事で、日ごろいただいている命に感謝し、保津保育所に通う子どもたちが神社の池に鯉や蟹を放ちます。
10月
秋祭り<火まつり>
放生会をした夜7時半から約1時間、八幡宮社で盆踊りと同じように踊ります。保津小学校の児童たちは事前に踊りの練習に取り組みます。その際、児童たちに放生会の意味を伝えています。
町民からは 「火まつり」 と呼ばれ、 親しまれています。
丹波の地が湖だった時代に、 渓谷を拓き、丹波に肥沃な土地をもたらした大山昨命(おおやまくいのみこと)という神様が請田神社に祀られています。その神様を請田神社から八幡宮社に招き、五穀豊穣の感謝と喜びを神々とともに分かり合うためのお祭りです。
祭りの行列は宵宮・本祭合わせて総勢約200人。 子どもも、 大人も役が回ってきます。
夜は軒先に提灯を出す家庭も多く、 保津町民が一体となって祭りを迎えます。
11月
保津町ふるさと文化祭
土・日の2日間開かれる一大イベントです。保津文化センターで小学生や町民の作品展が行われ、日曜日は保津保育所園児の合唱や保津小学校太鼓クラブの発表、参加者のカラオケ大会などがあります。NPO法人ふるさと保津や亀岡作業所の製作品の販売もあります。
12月
保津町敬老会【上旬】
保津文化センターを会場に、保津町社協が主催し、100人規模の参加者があり、長寿をお祝いします。保津町敬老会とは別に、区ごとで敬老の催しを行うところもあります。
町民人権研修会【上旬】
人権学習の講演会が毎年12月に、保津町人権啓発推進協議会が主催し、全町民が対象で開かれます。各種団体には出席の案内があります。
毎月
参夜講(さんやこう)【23日】〈区ごと・輪番〉
月に一度(23日)女性だけで集まる会で、「おさんや」とも呼ばれます。
区ごとで祭壇を組み念仏を唱えますが、お茶をしながら雑談することが主となりつつあります。
毎月輪番で参夜講を行う班が回ってき、3~5人規模で行います。
区によっては、行われなくなっているところもあります。
情報の伝え方
基本的に地域の情報は、亀岡市→保津町自治会→各区→各班→各家庭の順で届けられる「全戸配布」のチラシなどと、「回覧板」により伝達されます。
毎月1日、15日に配布され、
・全戸配布チラシは2~3日、
・回覧板は1週間ほどで全家庭に回ります。
それらによって伝えられる情報には、亀岡市からの情報、自治会の情報、町内各種団体や個人からの依頼による情報があります。
保津町の行事日程などは、回覧板で知らされます。
携帯電話の電波は町内いずれの地域でもつながっています。

取り組みを紹介 http://hozutyoujitikai.d.dooo.jp/