保津町8つの区

保津町8つの区

1区【北保津】

保津のメインストリートは飛び出し注意

【区の人口】336 人

【区の行事】4 月 参会・帳入り
      5 月 八日日
      11 月 敬老会

ほかとはちょっとちゃうで

参会(さんかい)・帳入り(ちょういり)

毎年4月第1日曜日に「参会」という、数えで15歳以上の男性が集まる行事を行います。新たに15歳になった男子は、一人前と認められ、この参会でお披露目されます。さらに、昔から伝わる帳簿(名簿)に名前を連ねることとなりますが、これを「帳入り」といいます。

男女別の老人会

1区には、1区の60歳以上の方だけが入会できる老人会という任意の会があります。男性と女性で老人会が別れているのが特徴です。区の行事である敬老会とは別に、毎年春分と秋分の日に男性、その翌日に女性が食事会をしています。

名前入りの提灯

子どもが生まれると、名前入りの提灯を作ります(跡取りや男子だけのことが多い)。その提灯を、地蔵盆の際にお地蔵さんの周りに並べます。以前は、区の管理倉庫に一括して保管していましたが、現在は、各家庭に保管を任せています。そのため、提灯を出してくる家庭が年々少なくなっています。

2区【西垣内】

子ども達の元気な声が聞こえてくる保津児童公園

【区の人口】286 人

【区の行事】1 月 とんど
      5 月 敬老会
      8 月 地蔵盆(夏まつり)

ほかとはちょっとちゃうで

保津文化センター

保津町文化祭や子ども会の地蔵盆など、多くの人が集まる行事の会場としてよく使われます。亀岡市の行政施設で、児童館が併設しているため、ほかの区の子どもたちもよく遊びに来ます。

昔の子どもはここで泳いだ

旧愛宕谷川と保津川の合流点から少し上流に、一番沈所、さらに上流へ二番沈所、三番沈所、長沈所と呼ばれる場所があり、子どもたちの水泳の訓練場でした。
初心者は一番で練習し、上達するにつれてだんだんと上流に上がっていきます。最後の仕上げは対岸にある千本杭まで急流横断に挑戦し、泳ぎきれば一人前と認められました。

3区【西垣内】

保津こども園

【区の人口】133 人

【区の行事】1 月 とんど
      5 月 敬老会
      8 月 地蔵盆(夏まつり)

ほかとはちょっとちゃうで

大堰川緑地東公園(河川敷グラウンド)

グラウンドゴルフ場、サッカーグラウンド、野球グラウンドなどがある大きなスポーツ広場です。
平日はグランドゴルフ、休日になると社会人野球や少年サッカーの練習場として使われています。

愛宕谷川

3区には愛宕谷川と保津川の合流点があります。現在の愛宕谷川は、河川工事によって改修されたもので、かつてのルートは蛇行したものでした。旧愛宕谷川のルートは現在、道となり名残りをとどめています。車は通れませんが、歩行者の小路として使われています。

4区【西条】

保津の繁華街?商店やガソリンスタンドなどが集まるエリア

【区の人口】132 人

【区の行事】 4 月 愛宕参り
       5 月 敬老会

ほかとはちょっとちゃうで

旧街道

小学校や公民館の前を通る旧街道に
は、お店やガソリンスタンドなど、生活に便利な施設が面しています。この道は古くから、出雲参り(亀岡市千歳町の出雲大神宮)をする人たちの通り道にもなっていました。

マリオのいるガソリンスタンド

赤い帽子とオーバーオール。ゲームのキャラクター「マリオ」の格好をした店員さんがいるガソリンスタンドが、4 区にはあります。
マリオのいるこのガソリンスタンドは、保津町内唯一のガソリンスタンドで町民から重宝されています。夏場限定でマリオの格好をされています。

5区【西条】

亀山城の御殿の玄関部分を移築した5区の会議所

【区の人口】203 人

【区の行事】4 月   愛宕参り
      4 月29日 敬老会

ほかとはちょっとちゃうで

5区の会議所

5区の会議所は、400 年以上前に築城さ
れた亀山城の御殿の玄関部分を移築し
たものです。五苗財団と呼ばれる歴史
ある組織が所有しています。

こぼればなし

五苗財団の方は、今でも京都三大
祭りの一つ「時代祭」に参列されて
います。

太閤さんも欲しがる保津の大木

5区のとあるお屋敷に、大きな栢木があります。この木はむかし豊臣秀吉が、くりぬき風呂を作るのに譲ってほしいといった大木です。その後、秀吉が亡くなったため、その話は立ち消えになったと伝えられています。この栢の大木は今も健在しています。

6区【今石】

古くから残る里道

【区の人口】191 人

【区の行事】1 月  とんど
      4 月  愛宕参り
      7 月  敬老会

ほかとはちょっとちゃうで

愛宕灯籠

「愛宕山」と掘られた石灯籠が民家の敷地にあります。これは、昔愛宕参りをする人のために建てられたもので、道しるべとなるよう、火が灯されていました。現在も近隣の方々によって毎朝火のついたろうそくが立てられています。
保津町内各地に愛宕灯籠が残っていますが、今でも火が灯されるのは6区だけとなっています。

保津のほそ道

6区や7区周辺は入り組んだ古くからの里道がたくさん。一方通行の道路はありませんが、車1台がやっと通れる幅の道が多く、すれ違うときは、譲り合いが必要です。大きな乗用車が曲がれない道もありますので注意してください。

7区【引無】

火祭りの御旅所にもなっている荘園政所

【区の人口】103 人

【区の行事】1 月  とんど
      4 月  愛宕参り
      9 月  数珠繰り(徳恩上人法要)
      10 月  貴船神社の祭礼、掃除
      10 月  敬老会

ほかとはちょっとちゃうで

そうまんど

「荘園政所」と書き、それがなまり「そうまんど」と呼ばれるようになりました。保津町民からは、火まつりの御旅所(休憩所)として認識されています。高台にあり、少し開けているため、ここから見る亀岡盆地の景色は壮観です。

内地農地がたくさん

7区には内地と呼ばれる民家のすぐそばにあり、ほ場整備されていない小さな農地がたくさんあります。かつては保津町内に保津川下りの船頭さんが多く、この小さな農地は、船頭と農家を兼業する人が多かった名残りです。

明智越え

7区には、明智光秀にゆかりのある山道があり、明智越えハイキングコースとして整備されています。入り口の看板には、「愛宕山へ戦勝祈願のお参りをする際に通った」「本能寺攻めの際に通った」と記されています。

8区【保津ヶ丘】

亀岡盆地が一望できる美しい風景

【区の人口】191 人

【区の行事】5 月  敬老会
      8 月  地蔵盆(夏まつり)

ほかとはちょっとちゃうで

一番新しい区

8区は 1953 年に開拓された土地で、保津町の中では新しい地域です。何度も水害による被害を受けてきた 2、3区の一部の人が移住すると同時に、外部
からの移住者も受け入れました。
そのため、2、3、8区はつながりが強く、今でも敬老会を合同で行うなど、共通の行事やルールが多くみられます。

亀岡一きれいな夕日?

保津川小唄の一節にある「…赤い夕日が 波間を染めりゃ 靄(もや)がこめます…」。8区は高台にあるため、自宅から自然の移り変わりを感じることができます。特に夕日はきれいで、亀岡盆地に沈む夕日と赤く染まる夕空は壮観です。

行政の移住支援

京の田舎ぐらしナビゲーター

京都府には、移住相談窓口に来られた人を現地で迎え、そこでの暮らしを伝える地域のナビゲーターさん(案内役)がいます。

保津町では2016年から前自治会長の塚田勇さんがナビゲーターを務め、相談対応した2組の家庭が移住されました。

空き家の発掘から、持ち主との交渉の手助け、移住後のサポートなどをされています。

< 保津町自治会 >

℡ 0771-22-0810

空き家バンク

亀岡市役所では、空き家情報の収集と紹介を行う「空き家バンク」事業を行っています。亀岡市役所のホームページから制度の詳細や物件情報を見ることができます。

「利用登録申請書」を提出し、地域や物件の希望を伝えることができますので、願わくば” 保津町希望 “としていただけると幸いです。

<亀岡市ふるさと創生課>

℡ 0771-25-5060

制度名支援金額支援内容
空家改修等の助成最大 180 万円助成取得又は賃借した空家の改修費を補助
不動産取得税の軽減不動産取得税を通常税率の1/2 に軽減空家・農地取得の際の不動産取得税を軽減
借入資金の金利負担の助成借入残高の最大 0.5%分を助成空家の取得・改修・農地取得のための借入資金の金利を一部補助
企業の支援最大 300 万円助成(補助率 2/3)移住者が、移住した地域で起業する際にかかる施設の改修費や設備投資費などを助成
移転経費の助成最大 10 万円助成京都府及び市町村の移住相談窓口を活用した首都圏在住の方の移転費用を補助
※この表での空家・農地は、京都府移住促進条例に基づき登録された「登録空家・登録農地」を指します。

【京都府移住相談窓口】

京都で田舎暮らしを始めたい人のための総合窓口を設置し、「京都移住コンシェルジュ」による移住相談から現地案内までの伴走支援を行っています。

<京都>

京の田舎ぐらし・ふるさとセンター(平日)

 電話 075(441)6624

<大阪>

大阪ふるさと暮らし情報センター内 (木~土)

 電話 06(4790)3000

<東京>

ふるさと回帰支援センター (火~土)

 メール kyoto@furusatokaiki.net